初めに学ぶプログラミング言語の選びは重要!?【その理由とは】
いざプログラミングを勉強しようと思っても
いろんな言語がありすぎて何を勉強したらわからない。
いまいち用途の違いがわからない
といった方に向けてどんな言語から勉強すればよいのかについて解説していきます。
- 初めに学ぶプログラミング言語は何が良いのか?
- 実際に使われているプログラミング言語は?
- 作りたいものとの相性
- 初心者にオススメのプログラミング言語は?
- プログラマーの需要
- 学習の始め方
- どれくらいの期間プログラミング学習すれば良いのか?
- まとめ
初めに学ぶプログラミング言語は何が良いのか?
結論から言うとどれを学んでも問題ありません。
エンジニアは開発をしていく上で複数の言語に触れることがほとんどですのでどれか一つの言語を選ぶ必要はありません。
しかし
最初の言語は自分がやりたい事に関連する言語がオススメ。
初めは分からないことだらけなので自分がやりたいことじゃないと続きにくいです。
現在では世界に200種類以上のプログラミング言語があると言われており、すべて学ぶのは不可能に近いので、主要なプログラミング言語に絞って学んでいきましょう。
実際に使われているプログラミング言語は?
日経 xTECHが独自に行ったプログラミング
言語実態調査の結果を見てみましょう。
やはり歴史の長いCやJavaのプログラミング言語がよく使われていますね。
特にCやC++は自動車関連などの組み込み系で圧倒的なシェアを誇っています。
図2をみてあなたがかかわりたいと思う業界で多く
使われている言語を学ぶのが一番良いと思います。
作りたいものとの相性
プログラミング言語の種類
WEB系
Java
アプリ開発、金融系システム、業務系システム、医療系システムによく使われるプログラミング言語
PHP
WEB制作によく使われる。
Ruby
WEBサービスによく使われるTwitter、フェイスブックなど。
若者に人気がある言語。
アプリ系
Kotlin
android向けのアプリ開発に特化したプログラミング言語
Swift
アップルが開発した言語で、iPhoneアプリを作ることに特化したプログラミング言語
ゲーム系
C#
C言語がベースでゲーム開発や組み込み系に使われるプログラミング言語
組み込み系
C
プログラミングの基本の言語、初心者には難しいプログラミング言語と言われる。
機械学習(AI)
Python
データ解析によく使われる。AIなどの分野によく使われるプログラミング言語
というように作りたいものによって使用する言語や相性の良い言語が変わってきます。
このほかにも数多くのプログラミング言語が存在しています。
ほとんどのエンジニアは複数の言語を扱うので最初の入り口はそこまで気にしなくて大丈夫です。
初心者にオススメのプログラミング言語は?
オススメはWEB系の言語
WEB系は実際にインターネットなどで触れる機会が多く、
開発する際にイメージしやすいからです。
HTML&CSS
正確にはプログラミング言語ではなくマークアップ言語と呼ばれまていますがWEB系の入り口としては最適で、プログラミング言語に比べると簡単です。
HTML&CSSを覚えると簡単なWEBページを作れるようになります。
Java,PHP
やはり昔から使われているので情報が多い。
実際に使われている企業が多いので求人の案件数も多い。
初心者でも比較的学びやすい。
フレームワークも多数ある。
学びやすさでいうとRubyもオススメですが、
まだまだ案件数が少ないのがネックです。
フレームワークとは
プログラムのテンプレートのようなもので、過去に開発されたひな形をまとめて使いやすくしたものがフレームワークです。
プログラマーの需要
たとえばフリーランスになりたいという場合に
企業側がどういう人材を求めているのかということです。
やはり昔から使われているJava、PHPは圧倒的に案件数が多くなっています。
学習のしやすさなどから人気の高いRubyはWEB系企業からは必要とされていますが、その他の在庫管理システム、人事管理システム、会計システム、などの一般的に使われている基幹システムの開発には使用されることがほぼないためJava、PHPに比べると案件数が少ない現状です。
学習の始め方
独学かお金に余裕があるのであればプログラミングスクールでOK
プログラミングスクールは金額が高いところもありますが、
短期集中のスクールであればそこまでかかりませんし、
就職保証がついているところであるので先行投資だと思えば格安だと思います。
エンジニアはフリーランスになってしまえば月50万以上は余裕でもらえるので。
どれくらいの期間プログラミング学習すれば良いのか?
学習期間は長くても3ヵ月くらいまででいいと思います。
それ以降はどこかの会社に入って給料をもらいながら覚えることをお勧めします。
転職の求人やフリーランスの案件を一度調べてみてほしいのですが、
実務経験を積むということが非常に大切になってきます。
案件の応募資格欄を見ると「開発経験2年以上」や「実務経験1年以上」などがほとんどです。
仮にフリーランスを目指すのであれば、独学で1年勉強してそこから経験を積むよりも3ヵ月独学後就職して実務経験を積んだ方が確実に早いです。
まとめ
最終的な目標はプログラミングで稼ぐということだと思うので、初めは案件数の多いプログラミング言語から入っていくことがおすすめです。
プログラミングの勉強は誰でもどこかでつまずくものなので、わからなくなったら挫折する前に誰かに質問してみる事が大切です。