完全未経験からエンジニアを目指すためにすべきこと【解説します】
今は全然違う業種で働いているけどエンジニアになりたい
未経験からエンジニアになりたいけどどうすればいいかわからない
という人の為に完全未経験の状態からエンジニアへの転職を成功させるためには何をすれば良いのかについて解説していきます。
完全に未経験からエンジニアになれるの?
結論から言うとなれます。
ただそれなりの努力や勉強は必要ですし、エンジニアになってからも日々勉強していく必要があります。
医者、弁護士、パイロットなどは資格が必要ですが、その点システムエンジニアは資格が必要ないので最低限の勉強をすることで誰でもなることが可能です。
システムエンジニアが未経験不可と言われる理由
未経験可の募集が少ない
求人情報を見ている方だとわかると思うのですが、求人検索の際に未経験可のチェックを入れて検索したとたん圧倒的に求人数が減り経験者の20分の1ぐらいの求人数しかありません。
完全未経験者を一人前のエンジニアに育てるには時間がかかる
企業側としても完全未経験者を採用して育てていくには時間がかかりすぎます。
エンジニアは最低でも半年~1年ぐらい経験しなければ使い物にならないと言われるので、人員の少ない中小企業は新人研修に割く人員と、研修中の賃金などの資金繰りが悪いため採用したがらない傾向にあります。
どんな人がエンジニアに向いていて、どんな人は向いていないのか?
エンジニアに向いている人
モノづくりが好き
自分で何かを作ることが好きという人にとってはとても向いている業界です。
同じモノづくりでも製造業や工場などの他業界に比べて将来性が高く今後も伸びていく業界です。
コツコツと作業できる人
未経験の方に多いですが、エンジニアは華やかな仕事、一瞬で長いコードを書いてカッコいいと勘違いしている人に多々お会いしますが、実際には地味な作業が多いです。
プログラムを書いてはテストし、エラーが出れば修正してテストの繰り返しです。これを延々繰り返しています。
分からない部分があれば自分で調べて解決する必要があるなどコツコツと作業できる人に向いている職業です。
エンジニアに向いていない人
勉強嫌いの人、スキルアップができない人
IT業界では日々技術が進歩し、新しい技術が目まぐるしく増えていきます。
エンジニアはその技術についていく必要があるため、新しい技術を身に付ける努力ができない方はこの業界には向いていません。
ITに興味を持てない人
IT業界をただただ給料が良いから、フリーランスになりたいからと言って興味がないのにエンジニアになった人はほぼ100%辞めています。
日々新しいシステムや言語が増えていくエンジニア業界では勉強をし続けていくことが必須となり、興味のない人には苦痛でしかありません。
完全未経験からエンジニアになるために最低限必要なこととは?
最低限の業界知識を覚えよう
エンジニアと一言で言っても色々な仕事があります。
フロントエンドエンジニア→WEBページの見た目の部分を作る
サーバーサイドエンジニア→サーバーで扱うデータの管理をする
インフラエンジニア→環境を整備するエンジニア。
テストエンジニア→開発エンジニアが作ったアプリなどをテストする。未経験者の場合最初にさせられることが多い。
上記はほんの一部ですが同じエンジニアでも実際に行う仕事は様々です。
自分がどんなエンジニアになりたいのかをまずは知ることが大切です。
あなたが社長ならいくら未経験OKだからと言っても、業界の知識ゼロで全く調べてもいないような人を雇いたいとは思いませんよね?
簡単なアプリやWEBサービスなどを作ってみる
アプリなんて難しそうだし自分には無理と思っているかもしれませんが、難しいものを作る必要はありません。
ここで必要なのは自分で勉強し1から何かを作り上げたという実績です。
例えば
A君:アプリやWEBサイトは作ったことないけれどやる気だけはあります。
B君:簡単なアプリなんですけど実際に作ってみました。
という二人がいたら間違いなくB君を採用しますよね?
理由は簡単で実際にアプリを作ったことでやる気を証明することができるからです。
出来栄えよりも実際に行動できているということが評価につながります。
またこのようなポートフォリオがあると書類審査の通過率が格段に上がります。
プログラミングの基礎を勉強する
まずは簡単なプログラミング言語の基礎を学ぶところから始めましょう。
おすすめはProgateというサイトです。
オンラインの学習サイトで、
イラストが多い&実際にプログラムを書いて学べる
超初心者向けになっているので比較的簡単にプログラミングの基礎を学べます。
まずはコードを書くことに触れてみてください。
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